2016年07月16日

知ってたつもりの湿度の特性!には意外な条件があった

ややこしい計算をして「体感温度目安」を出してみたところ
意外と大差なかった我が家の階下・・・
前回記事「テキの特性を理解して利用しよう」


暑さに影響する「室温と周辺温度」以外の要因としては
「気流」「湿度」「建物周辺の放射」があります


知ってたつもりの湿度の特性!には意外な条件があった


体感温度の目安計算では「周辺温度」と「室温」という要因だけを見ていて
「気流」や「湿度」や「建物周辺の放射」という条件は計算されませんからね
やはりあくまでも「目安」です


「建物周辺の放射」というのは蓄熱しているベランダからの放射や日射などがあります


我が家の2階は南側にも西側にも日射しの入る大きな窓があります
南側一面に日射を蓄熱して放射してくるベランダもあります
このおかげで冬の日中は温室のようにあたたか~♪になりますんで、へえ

一方1階は西側隣地が120cmほど高いのでそれに接する窓周辺は
夏の西陽からも日陰になります

日射にさらされる2階東南と日陰に囲まれた1階西側
1階ではさらにその涼しい方向から風がよく入ります
ちょうど窓の外側にとなりのオバチャンちの常緑樹がもっさりと葉を茂らせているのも
特に夜間の涼しい風をつくりだしてくれているのでしょうね

それだけでも1階が涼しくなるのは当然ですわな

※リンケの体感温度=風速1m/秒につき体感温度は1℃下がる
※但し異常な高温地帯になると必ずしもそうではないと・・・

いずれにしても気流も体感温度に大きく影響しますね




ちなみに湿度についてのオモシロイ話をば・・・


気温10℃以上だと湿度が高いほど暑い
これは皆さん身を持ってご存知!でしょうねこの季節

んがしかしっ!

気温10℃以下になると湿度が高いほど寒いと感じるのだすっ!

知ってた?
これわたくし知らなかったわぁ~
※もっと詳しくその原理を知りたい人は「ミスナールの体感温度」でお調べ下さい





それを知らずにやっていた失敗・・・

それはこの前の冬のことです

1階のお風呂場の湿気が2階にあがってくれば暖かいに違いない!
だって湿度って暑苦しいじゃないの、ねぇ

そう考えたわたくしめ

冬の夜の入浴後に扉を開け放して湿気よあがれ~と呪文をとなえます

知ってたつもりの湿度の特性!には意外な条件があった
※画像:http://d.hatena.ne.jp/nuryouguda/20110621/1308649291より拝借
(画像は湿気風呂場のイメージであり私の家のお風呂に丹下のオッサンは居ません)


だって湿度の特性として

湿度は湿度の高いところから低いところへ移動する
湿度は下から上へ移動する=湿度は温度(おんど)の低いところから高いところへ移動する

と、どこかで学んだからでありますっ

あ、もうひとつ湿度の特性として

③空気の動かないところに集まるというのもあるね

(温と湿の字は似ているので読み間違えなきよう・・・)


学んだ知識は間違っていなかった


んがしかしっ!

それはまだわたくしが「ミスナールの体感温度」っていう知識を得る前のことだったのでございます


結果としてさほど効果も実感せず
むしろ間違った知恵を働かせておったということでございます

あぁっ
あたしの人生
間違いだらけさ






あ、そうそう今日登場させられなかった「エコリノ先生」を紹介します

わたしがそう呼んでいる本のことでございますんですがね

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知ってたつもりの湿度の特性!には意外な条件があった

エコリノの7つのポリシー
1 エコリノで地域に開かれた住まいに
2 太陽や風、植物など自然の力を最大限に利用する
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4 「箱」としての住宅性能を良くし、設備は補助的に利用する
5 補助暖房設備は放射式を採用する
6 室内は自然素材を使ったシンプルで使いやすい間取りに
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[コンテンツ]
01 住まいを変える、暮らしを変える、まちを変える
02 暑さ・寒さを見直して快適な住まいに
03 エコリノベーションで考えたい設備
04 OMソーラーによるエコリノベーション
05 住まいの使い勝手を改良する
06 家を丈夫にして長持ちさせる
07 DIYで仕上げに挑戦する





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