2016年07月14日

テキの特性を理解して利用しよう

さて「それゆけ・・・!」第1日目の勉強は建物の構造を学ぶところから始まりました
本で見るのと大違いだったびっくりな昭和の家の構造

次なる学習テーマはその建物の中で感じる暑さ寒さは何によるのか・・・
つまり「快適さを決定づける要因」について学びます


それぞれの要因の特性がワカると、その特性を利用して無駄に光熱費をかけずに快適な環境をつくりだすことが出来るね

さてその要因とはっ!




ひと~つ!
当然、気温とか室温、つまり温度




ふた~つ!
はからずもこの季節の不快さを生む湿気のヤツめだっ!湿度だ!

温度さんと湿度さんの関係は密接で複雑なのね
テキの特性を理解して利用しよう




み~っつ!
自然の風とかエアコンの風、つまり気流
テキの特性を理解して利用しよう


温度の低い所から高い所へ風は流れるんだってことを理解したらこれはどこに風の通り道、つまり窓なんかを開けたらいいかがわかるわけ!
そんなふうに知識を知恵にしていくんだね

よ~っつ!
これ意外と意識してないとこだと想いますっ!

それは・・・



放射!
テキの特性を理解して利用しよう


たとえば何のことかしらというと、昭和の家でもいずれ使おうと想っている火鉢!とかね

これは輻射とも言うよ

電磁波によって伝わる熱で空気を温めてるわけでなく物を温めているんだね
それだから焚き火や火鉢の前に誰かに立たれたらちっとも暖かくなくなっちゃうんだね


そしてここで出てくるのが体感温度ってやつ!

夏にエアコンを入れて部屋の温度は20℃になっているのにちっとも20℃な感じがしない・・・とか
冬にエアコンを28℃に設定してぶいんぶいんいわせてるのになんかあったかくない・・・とか
あるあるでしょ~?

あたしたちの身体が感じ取っている温度は気温や室温だけを感じ取ってるわけじゃぁないんです!

そうです!この放射とか輻射とかってヤツめが体感温度に大きく影響しているんだね


それぢゃ今わたくしがいったい何度と体感しているのかを現場からお知らせしようっ!


それにはこのサーモメーターってのを使います
テキの特性を理解して利用しよう

離れた場所の温度が計れるんだよ
テキの特性を理解して利用しよう

まず今私が座っている場所付近で私に熱を放射している面を計ります

①つまり「床と壁と天井の温度」を調べて÷3で「平均値」を出します

②それからこの部屋の室温を調べます

③このふたつ「気温」と「周辺温度」の平均値がおおよその体感温度の目安なのです


さぁ私のボデーはいったい何度と感じているのでしょうっ!?
※解りやすくするためにすべて小数点以下四捨五入しちゃって単位℃省いてるよ


(室温31+((床32+壁33+天井33)÷3))÷2=31.8

室温より家の方が熱いのかうち・・・
開けっぱなしで今日は風入るからか・・・

ちなみに夏でもエアコン要らずの1階も調べてみた!

(室温31+((床29+壁30+天井30)÷3))÷2=30.3

へぇ室温変わらないんだねぇ・・・
へぇ~
へぇ~~
へぇ~~~~


あら~

あらら~

あらららら~・・・

1階と2階その差1.5℃

意外と大差ないんだねぇ・・・
もっと差を感じてるんですけどぉ・・・

何故~?

教えてエコリノ先生っ!
(次回はエコリノ先生登場!)


誰なんだっエコリノ先生って・・・・


~~~本日の内容をもっと詳しく勉強したい方へおススメ本~~~
「エアコンのいらない家~自然のチカラで快適な住まいをつくる仕組み~」
テキの特性を理解して利用しよう




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