2016年10月29日その日昭和の家はとてもナウな太陽光発電装置により電力会社のお世話にならずに生きていけることになった
電気の自給の仕組みをこんなにあっけなく完成させてしまったのはもちろん電気工事士の資格を持つ「やまでん(山本電力)」あってのことなのだが「だがしかしっ!」である
そんな1日を写真でお伝えいたします
今回の「中古民家それゆけエコ化DIY!」に先駆けて取り付けて置いた電気の入り口・・・
東電さんの電信柱から入って来ていた電線(ピンクの矢印の方)の隣にソーラーパネルから入って来る電線の入り口をつくって置いたのね
そこらにあった木端に穴を開けて壁に取り付けてガレージに転がってた塩ビパイプを切って外壁の波板を切りこんでパイプを通したら出来上がり
あらためて見ると家の中のあちこちへ行きわたっている電気は何だか解らなさも手伝ってとても複雑なものに感じるのだけれど・・・
あちこちでいろんな働きをしてずいぶん生活を便利にしている電気のおおもとはこんなわずか10mmかそこらのこの線これ一本なんだねぇ・・・
電気ってスゴいもんだねぇ・・・
と想う一方
この一本の線の元をたどったらず~っとず~っといったいどのくらいの距離を旅して来るのか・・・
そしてそのはるか先には映像で何度も見たあの福島のぶっ飛んじゃった建屋があるのだなぁとか・・・
そんなことを実感するのでありました
そうして家に入ってきた電気はここで初めて「あんたの家にはこんだけね」って制限されるんだそうだ
昭和の家は「15アンペア契約」でした
電力会社が送ってくる電気の電圧は100ボルトです
ですから「電流15A×電圧100v=電力1500w」ということで一度に使える家電製品はその電力消費量の合計1500wまでですよってことなんだそうですね
なんてことにも知識だけの
ふむふむを越える理解が得られるこの頃
さぁこれからは君が頼りだ
「200wパネル」さんに取付金具を付けてみたところ
金具はキムにぃに教えてもらった
太陽光パネル取付金具(縦平葺屋根用)
※わりとお尋ねが多いのでURLはっておきますが屋根の形状によっていろんなタイプがありますのでネ・・・
http://www.geoprince.co.jp/news/products/industrial/industrial_PT-920.html
まずは屋根の上でTVのアンテナとそれを支えるために張り巡らされていた番線(はりがね)などを撤去
屋根の上でギターをかき鳴らすRockerみたいです
金具はこんなふうにハゼという出っ張りを挟み込んでボルトで締めて固定します
六角レンチをつけたドリルでどるどるどる~っとやるべきなんでしょうけど無かったのでペンチで押さえてスパナで回してたらすぐに溝がナメてイカんことになりました
パネルの長手方向にハゼをひとつ置きに一辺に3つ合計6つ取り付けました
わたすの尻になんか生えてるっ!と想ったら地下足袋の裏でした
パネルからのケーブルを結束バンドで固定する
見栄えをスマートにってことで雨樋の向こうの隙間をくぐらせる
あの穴を通って屋根のパネルで出来た電気が分電盤へやってくるのだっ
来たっ!家の中のシステムにつながったぞ
さぁ接続ですっ!ぱちっとな
あきと君のおでこカメラは別に「どっきりおじさん」になったわけではない
電力会社からの電気ではない昭和の家で作ってる電気で部屋を照らしてみる
心なしか電気がキレイというか明るいというかなんか空気感が違う気がするのは私だけでななかったのであった
「さぁ!純子さん!(自家発電所の)命名はどうしますか?!」とみんなに問われた
東電さんと別れ「やまでん」の協力で誕生・・・
とうでん・・・やまでん・・・「●●でん」・・・
実は既にわたすらしい命名とアイコンまでその問いかけと共に閃いているのだがちょっとヤバい感じがここでの発表をためらわせている
いずれまた乞うご期待!