さぁさぁ畳を上げて床下地板をめくって部屋周囲に気流止めをしたらいよいよ断熱材スタイロエースを入れていくよ
※そのようすは昨日の記事から見れるよ
「断熱材 スタイロフォームとは、押出法ポリスチレン フォームの断熱材・保温材です。 ボード、板タイプの断熱材であり、施工性に優れ、建物 の断熱性を高めます。」
と
ダウ化工株式会社の製品説明に書いてある
ここに積んであるのがそのスタイロエースだっ！
「根太」と「根太を支える大引き」で区切られたマス目にスタイロエースをハメていくのだが・・・
こんなふうにね↓
スタイロエースを入れるその前に！
四辺の長い辺にはスタイロエースが乗る場所がないから上からの荷重に対してたわみそうになるでしょう？
そこに隙間が出来たら床下の寒い空気がそこから室内側へ上がって来ちゃうぢゃない？
なのでその長手方向（長い方の辺を長手って言うだよ）に支えのビスを根太のビミョ～な角へ打つ！
っていうやり方初めて見たけど誰が打ったかよくこんなびみょ～な所へ上手に打ったねぇ
すごいぞ君！（誰だか知らんけども・・・）
本来ならその為の専用の受け金具が
あるだけんどねぇ（またしてもいきなりの
函南語がっ）
※画像「ロッキーの施工例」より
出来るだけお買い物しないでビスで代用するのがこのやり方さっ！
そしたらこんだ根太と根太の間の升目の大きさを計ってスタイロエースをカットするだよ
まずは寸法を墨出し（って切る線を材につけるってことね）
カッターで切ってね～
正確に切りたい場合は何か定規をあてるといいわね
同社のスタイロ「エース」じゃなくってスタイロ「フォーム」っていうのは使ったことがあったんだけどこのエースってのはもひとつ緻密でギュッと固いしっかり感
「エース」の方が断熱性能が高いんですって
カッターで切るのもスタイロフォームより力が要るわ
あれ～隙間が空いちまったぢゃ！
だもんでわたしっちが（私達が）こんだ隙間に切れッパシを詰めてるさ
禁！隙間！！！
（隙間を見過ごせない私を人はミリの女と呼ぶが病気なのだ許したまへ）
そ～れどんどん埋まってきたぞ
後は下地板を敷いて打って止めて畳敷いて・・・
おっと～その前に！だっ
大事大事な「防湿気密シート」を貼りましょう
これが防湿気密シートってやつよ
湿気を防ぐ空気を通さないシートってことね（そのまんまぢゃん）
ポリエチレンフィルム・・・厚手のビニールシートみたいなもんね
これを隅までみっちり敷きつめれば！
室内の暖かい空気が逃げてく隙間もなくなるわけ
もちろんわずかな隙間から床下からの寒い空気だってどうだ！入ってこれないだろ～！ふふん♪
ロールは結構重たいんだねぇ
ご～ろご～ろ
すべってころぶなご～ろごろ
匠部あきと君シコを踏んでいるような姿勢はシートの上スベるからよ
それご～ろご～ろ
端から端までご～ろごろ
端っこはタッカーっていうホチキスみたいな玉の入った道具で止めつけるよ
そしたら下地板を乗せて行きましょう
根太にビスで打ちつけるんだよ
端っここんこんしてね
お隣の板にみっちり隙間なく密着させるのさ
板の継ぎ目が十字に交わらないように置いていくんだよ
レンガの積み方みたいにっていうとわかるかしらね
こうすると強さが出るんだねきっと
下地板を前面に貼り終えたところで休憩中！
あとは畳を戻すだけ～
あぁ美しいっ！ニッポンの畳！
これにて床下断熱のレポートを終わるといたす
今回のワークショップは２日目この「床下断熱部隊」と「あらわしの天井断熱部隊」の二部隊に別れて作業しました
次のレポートはあらわしの天井断熱の模様をお届けしましょう
今回の内容はちょっと欲張っちゃったよね
前回２日間の工程を半日で終えちゃったものだから今回は遠慮なく作業料増やしたのでしたが・・・
ちょっとボリュームあり過ぎた
あらわしの天井断熱は残業になりましたぞ・・・
9月から「1日コース」も誕生！
詳細とお申し込みはこくちーずproからどうぞ
http://www.kokuchpro.com/event/ietukuri/66046/