2016年10月08日
写真で綴る「第4回 それゆけエコ化DIY!外壁と内窓断熱~その2」
その人は今回の「内窓断熱」になくては成らない御方だったのでございます
時に四百年続く御師の家の十八代目!
時にTreeHeadsの建具担当スタッフ!
時に組子細工を得意とするfugaku wood works家具並びに建具職人!
その名は・・・
大雁丸一志(おおがんまるひとし)氏!
通称「がんちゃん」!
この大きな帽子の中には床まで届くドレッドヘアーがとぐろを巻いて収納されているのでございます
その髪を刈れば秘められたパワーが滅失するとかしないとか・・・
がんちゃん今回の使命は「二重窓をつけよ!しかも素人の私にも作れるようなヤツ!」である
※私とは当然このわたす手塚純子である
いつものことながら建具担当の仕事は他が休んでいる間に進められ戻る頃にはある程度終わっていなければ全体の作業がストップしがちな箇所なのである
この日もがんちゃんの仕事はみんなのお昼休憩中に窓枠が付けちまえるように進められた
窓枠の下の辺になる材に微妙な勾配を付けるがんちゃん
ツリーハウスで否応なく慣らされた劣悪な作業環境もものともしないのである・・・
スタイロフォームの上で材を刻むがんちゃん
材を押さえる足はおサルだってこうはいかんだろう
こういうものは本来ならば富士吉田の工房で専用の機械を使ってやることなんだそうだが・・・
現場にある限られた手持ちの工具でどうにかしてしまうのでございます
丸のこで4本平行に切れ目を入れ~の
間を細かく刻み~の
細かく刻んだとこをノミではらい~の
ルーターで底面を綺麗にさらい~の
そ~らここまで来たらわかるでしょう?窓枠の上辺で窓をすべらせる溝でしたっ!
こうして刻んだ4本の105mm角の材を組んで四角い枠にするのであります
ビスを打ちこむ穴をあらかじめドリルで掘っておくんだぞ
ど~れわたすにもやらせてみれ!と・・・
そしたらいよいよビスで止めて組んでいくだわさ
竹さんとあつ君が直角が保たれた状態をガッシと押さえこみがんちゃんがビスを打ち・・・
わたしゃ座って尻で押さえこんでやったのであります
大工仕事では「カネ(直角)」が正確に出てることがとても大事で難しいんだね
そうでないと窓枠なんか微妙な平行四辺形になって窓をおさめた時に隙間が出来ちゃったりするね
さぁ窓枠を既存の窓枠の外側にぴたりとつけますよ
とても重い窓枠ですから位置を決めたらクランプで止めておこう
こげなふうにビスの頭が飛び出さないように座刳(ざぐ)っておいたところへ打つんだね
柱への取り付けは「ドリルドライバー」でまずボルトが通る穴を掘るんだよ
掘った穴を中心にボルトの頭が隠れるくらいの大きな穴を座ぼるんだっ!
これが座ぼり錐だっ!
専用のドリルドライバーはこんなやつをホームセンターから借りてきたの
※サントムーン柿田川に入っているホームアシストでは会員(確か無料)になっていると二泊三日まで無料で貸してくれるのであります
買った材の加工ももちろん出来てそこにいる御兄さん(名前失念)は優しく気さくで滅法いいオトコだよ
ここにボルトを入れて既存の柱にがっちり締めつけて止めるわけ
ほ~れご覧!ぴっちり隙間なく付きました!
気持ちいいやねぇ~ふぅっ
はた・・・と
ここで問題・・・
取り付けた窓枠が既存の窓上にある庇から少々外側へはみ出るぞなもし・・・
雨が窓枠の上端に落ちて流れこんじゃぁまずいべさ・・・
どうすんべぇ竹さん・・・
雨仕舞(あめじまい)のために取り外した戸袋についていた板金を加工することになり段ボールで型紙をとってます
トタン板を型紙にあてて切って叩いて合計ふたつ作ります
角材にあててとんかちトントンして綺麗に折り曲げます
微妙な角度を叩いて打ちだしております
出来てきた出来てきたスゴいね~しっかし器用だね
そうして窓枠の上辺の木口に取り付け♪
かぽっとな♪
す~ば~ら~すぃ~~~っ!
ということで本日のレポートはここまで~
TreeHeadsの皆さん大活躍の巻き~ ♪ お ♪ わ ♪ り ♪
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Posted by 純chan at 02:06
│それゆけエコ化DIY!